第185号 2006・7・12

■■ はじめに ■■

みなさん、こんばんわ。

前回も軽く触れましたが、208条は削除されておりますので、今日は209条の解説になります。

今日の条文はとても分かりやすいと思います。

話は変わりますが、私は今、株とFXにはまっています。といっても、儲かってはいませんけどね。

でも、株やFXを始めると、すごく経済の勉強にもなります。以前から、日経新聞は読んでいたのですが、株とFXをやり始めてからは読み方も変わってきました。

日本は、超低金利の国です。そして、谷垣財務大臣はまだ金利ゼロ政策を続けるべきと言っています。

つまり、銀行に預金していても、何年たとうが、資産は増えないということです。

預金というのは、別に銀行に現金を預けているわけではなくて、銀行に金を貸しているわけです。

私たちの預金を使って、銀行は金儲けしているわけです。

にもかかわらず、利息はほとんどつかないのです。

こんなもったいないことはないですよね。

こういう時代だからこそ、株やFXなどで資産を運用すべきなのです。

ただ、問題点はFXのやり方や意味がわからないということです。

でも、インターネットで探すと情報はごろごろ転がっています。

それでは、はじめていきましょう!!

▼▼▼ 第209条 (隣地の使用請求) ▼▼▼

1項
土地の所有者は、境界又はその付近において障壁又は建物を築造し又は修繕するため必要な範囲内で、隣地の使用を請求することができる。ただし、隣人の承諾がなければ、その住家に立ち入ることはできない。

2項
前項の場合において、隣人が損害を受けたときは、その償金を請求することができる。

■■ 解説 ■■

さて、この条文は所有権にも限界があることを規定した条文です。

以前の解説で、所有権は、使用・収益・処分をすることができる全面的支配権であるということを解説しました。

そうだとすると、隣の家が工事をしている場合でも、自分の土地に一切入ってくるなということができそうだとも思えますよね。

まぁ、常識的にそういうことを言うかどうかはおいといて、法律的には、所有権を根拠に「一切自分の土地に立ち入るな!」ということが言えそうです。

しかし、所有権は無制限に行使できるわけではなく、一定の限界があります。

その限界を規定した条文の一つがこの民法209条です。

つまり、隣の家の人が建物の工事をしようとしているような場合には、必要な範囲で自分の土地を使わせてあげなければならないということです。これが所有権の限界です。

確かに、所有権は全面的な支配権だけれども、社会をうまくまわらせるために、一定の場合に所有権に限界を設けているのです。民法206条を覚えているでしょうか?

民法206条は、「所有者は、法令の制限内において、自由にその所有物の使用、収益及び処分をする権利を有する。」と規定されています。

「法令の制限内において」という文言が入っています。

この一つが、今日の民法209条というわけです。

そして、2項は簡単ですよね。自分の土地を使わせてあげないといけないけれども、もしそれによって、損害を受けた場合は、償金を請求することができるということです。

■■ 豆知識 ■■

今日の条文は、豆知識はありません。

条文を読めば、すぐに理解できると思います。

■■ 編集後記 ■■

今日の民法209条は、1項、2項ともに、ある意味であたりまえのことを規定している条文です。

しかし、当たり前のことだと言っても、自分にとっては当たり前でも、相手にとってはあたりまではないかもしれません。

ですから、どんな些細なことでも、正当に主張するためには法律の根拠が必要なのです。

日常の常識的なことでも、法律の根拠は何なのか?

ということを常に意識してくださいね。

例えば、私はインターネットで物を販売しているのですが、注文が入った後に、よくキャンセルの依頼があります。

ほとんどの場合、対応できる状況であれば対応するのですが、このキャンセルというのは法律上の根拠としては何なのでしょうか?

実は、この場合のキャンセルというのは法律的にいうと、解除というのですが、その中でも合意解除というものに当たります。

つまり、私(店側)が応じなければ、キャンセルすることはできません。

注文と承諾があった時点で、売買契約は成立しているわけですから、もはや一方的にキャンセルなんてできないのです。

最近では、どこの店でもキャンセルを受け付けている店が多いので、キャンセルできるのが当たり前だと思っている人が多いのですが、そんなことはないので注意しましょうね。

あくまで、店側の好意です。

それでは、次回もお楽しみに!!

iPhoneアプリ 憲法の条文暗記アプリシグマ式条文暗記(憲法編)

シグマ式条文暗記アプリ(憲法編)

【iPhoneアプリ】法律の勉強で最も重要な事は重要条文を暗記すること。

シグマ式条文暗記アプリは、憲法の条文をスキマ時間に効率よく暗記できる教育用iPhoneアプリです。

無料ダウンロードはこちら。

発行:株式会社シグマデザイン
http://www.sigmadesign.co.jp/ja/

日本で実施されている資格を調べるには資格キングをご利用下さい。

なお、配信解除希望とのメールをいただくことがあるのですが当方では応じることができません。解除フォームよりご自身で解除していただきますようお願いいたします。

(裏編集後記)

受験生におすすめの在宅アルバイト。簡単な文章を入力するだけでお小遣い稼ぎができます。文章を書く訓練にもなって一石二鳥のお仕事です。

さっきのキャンセルの話ですけど、ほんとにごく稀に失礼な人がいるので、ちょっと頭にくることがあります。

キャンセルできるのが当然のように考えているみたいで、すごく偉そうな態度で言ってくる方がおられます。

よっぽどひどくない限り対応しますが、あまりにもひどいとねー。

このサイトは、まぐまぐより発行している無料メルマガのバックナンバーです。最新号を早く読みたい場合は、無料メルマガの登録をお願いします。登録はこちらから。

メールマガジン登録

このサイトは、まぐまぐより発行している無料メルマガのバックナンバーです。最新号を早く読みたい場合は、無料メルマガの登録をお願いします。登録はこちらから。

受験生に大ヒット中のiPhoneアプリ

【iPhoneアプリ】法律の勉強で最も重要な事は重要条文を暗記すること。

シグマ式条文暗記アプリは、憲法の条文をスキマ時間に効率よく暗記できる教育用iPhoneアプリです。

iPhoneアプリ 民法の条文暗記アプリシグマ式条文暗記(民法編)

「シグマ式条文暗記アプリ民法編」無料ダウンロードはこちら。

iPhoneアプリ 憲法の条文暗記アプリシグマ式条文暗記(憲法編)

「シグマ式条文暗記アプリ憲法編」無料ダウンロードはこちら。

民法のおすすめの本

↓民法基本書の定番である内田民法!民法を勉強するなら必ず持っておきたい基本書の一つです。

民法1 第4版

↓司法試験受験生の間で圧倒的な支持を得ている伊藤塾のテキストです。司法試験、司法書士、行政書士の受験対策や大学の学部試験対策に最高のテキスト。

伊藤真試験対策講座1 民法総則

↓民法の偉大な学者である我妻先生が民法の条文を一つずつ徹底的に解説されています。条文の趣旨や要件・効果などを調べたい時に辞書のように使うと便利な本です。

我妻・有泉コンメンタール民法—総則・物権・債権

このページを見ている人はこんなページも見ています。